「家庭で利用ルールを決めていない」が4割-。高崎市内の中学生を対象としたインターネットやSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)利用に関するアンケートで、こんな実態が浮かんだ。他校の生徒とSNSをしている生徒も目立ち、学校内だけのネット対策では限界があることも分かった。調査は1月中旬、NPO法人「ぐんま子どもセーフネット活動委員会」が市教育委員会の協力で2416人(市内全中学生の約24%)に実施した。
それによると、2時間以上の利用は約20%で、平日夜11時以降の利用も四分の一を超えた。家庭内での利用ルールは「決めていない」が複数回答で約42%と最も多く、「使用する時間や時間帯を決めている」は約28%にとどまった。(東京新聞)
ネット、家庭内の利用ルールに課題 NPOが高崎の中学生調査