旧俣野小校舎再生へ 江府町とNPO、プロジェクト始動
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江府町俣野の旧俣野小校舎を地域の拠点施設として生まれ変わらせるリノベーションプロジェクトが、4月から始動する。旧校舎は県景観賞を受賞した趣のある建物。まちづくりのNPO法人を立ち上げた地域おこし協力隊員が町と協力してプロジェクトを発足させ、地域住民が主体的に関わる活用方法を模索する。

俣野小は江府小への統合に伴い、2009年3月に閉校した。現在も残る木造2階建ての校舎は1994年に建設。周囲の山並みと調和したロッジ風な外観が評価され、95年度の県景観賞を受賞している。今も桜の季節には多くの写真愛好家が訪れる。

閉校後は、認知症の人と家族の会鳥取県支部などが集いの場として定期的に利用し、昨年11月には1日限りのカフェと野菜市も開かれた。一方で、エコツーリズムの休憩地や農業体験など、幅広く利用できる施設として町内外から整備を望む声も寄せられている。(日本海新聞)

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