栗原市のNPO法人「Azuma-re(アズマーレ)」が、人口減少や高齢化が進む市内で市民の街づくり活動を支援している。2009年の発足から6年。千葉和義代表(48)は「住民が主役の街づくりには自主性、自律性が重要。人口が減少しても楽しい街を目指したい」と強調する。
同市築館の市市民活動支援センターで8日夜に開かれた勉強会「カフェ アズマーレ」。市民ら10人が、意見を集約する過程で納得感を高める体験をした。
テーマは「小学生にスマートフォンが必要か」。賛成、反対の2班に強制的に分けてメリット、デメリットを出し合った。千葉さんは「互いの意見を聞き合うと、納得する度合いが変わってくる」と狙いを話した。(河北新報)
NPO法人が人口減社会の中で街づくり支援