九九学べるDVDをNPO法人寺子屋が制作
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6月30日の記事より。四四16、七八56…九九は社会人になったあともよく使うが、そんな九九が学べるDVDを、和歌山県のNPO法人寺子屋が制作した。

撮影には90人ほどの市民が参加し、九九の計算を一つずつ担当したという、なかなかユニークな試みだ。自分などは小学校時代、表をつかって目と耳で繰り返し学んだ記憶があるが、DVDはよりヴィジュアルで記憶しやすいだろう。

このような補助教材を用いた学習支援活動を行う目的でのNPO法人設立が最近は増えており、子どもたちにとっても理解度アップの一助となるだろう。

地域の事業所への会社訪問や防災意識の啓発など、教科書だけでは学べない教育を模索するNPO法人「寺子屋」(御坊市)が、御坊市民らの特技や職業を生かした映像で算数の九九を学べる「寺子屋99」のDVDを制作した。

完成を記念して、同市湯川町小松原のJR御坊駅で26日夜、駅の外壁をスクリーンにした上映会があった。他にないユニークな教材で子供たちに九九を身に着けてもらおうと企画した。

撮影には市民ら約90人が参加。精肉店主が肉を切りながら「にくじゅうはち」など、それぞれが仕事や趣味で培った技などを披露しながら、九九の計算を一つずつ担当した。
一度見たら忘れないユニークで地域密着型の教材が出来上がった。(毎日新聞)

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