教員住宅改修し「賃貸」 NPO法人上士幌コンシェルジュ
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6月22日の記事から。NPO法人が閉校した小学校の教員住宅を改修し、賃貸住宅を建設したというニュース。この法人は都市部の親子を招く「とよおか林間学校」に取り組んでいた経緯から、木々や小川に囲まれた同校舎横の旧教員住宅を活用した自主事業に着手したという。

大学など他の組織と連携して事業を行うNPOも多く、NPO法人設立の際にはこのような外部との協力、共同も視野にいれて事業計画をたてるのも一考であろう。。

NPO法人上士幌コンシェルジュは北海道大学と共同で、1982年に閉校した旧豊岡小学校(上士幌町上音更西5線271)の旧教員住宅1棟のリノベーション工事に着手し、中・長期間滞在可能な賃貸住宅を建設した。

入居者の募集時期は未定だが、移住や二地域居住といったさまざまなニーズに応える形での活用が見込まれる。町内では同法人が2006年度から町の委託を受けて実施する「生活体験モニター事業」が浸透し、首都圏や関西方面を中心に移住・二地域居住の需要が増えつつある。

一方で、利用者からは「半年ほど移住できる場所があれば」「田舎の雰囲気を感じながらもう少し長く滞在してみたい」といった声が多い上、賃貸住宅が少ないことを理由に移住・二地域居住者の受け入れを断らざるを得ないケースもあったという。(十勝毎日新聞社)

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