医療通訳を派遣しているNPO法人に関する記事。専門性の高い活動ではあるが、社会貢献に欠かせないNPO法人設立として注目される。
日本語の不自由な外国人が安心して医療を受けるための医療通訳の利用件数が2014年度、県内で初めて200件を突破したことが、派遣元である神戸市長田区のNPO法人「多言語センターFACIL(ファシル)」のまとめで分かった。
神戸市内の3病院で達した利用数で、在日外国人の間で認知が進み、2012年度の30件台から急増した。神戸に多い在日ベトナム人の利用などが拡大しているという。
FACILは「今後制度が広がれば、現状の態勢では派遣の増加に対応できない恐れがある」とし、ベトナム語が可能な通訳などの緊急募集を始めた。(神戸新聞)