「松原守る会」NPO法人に 再生目指し新体制
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陸前高田市の市民団体がNPO法人設立にいたったという記事。

陸前高田市の市民団体「高田松原を守る会」(鈴木善久会長)は、市の認証を受けNPO法人として新たなスタートを切った。2006年に名勝の保護と継承を目的に発足したが、11年に東日本大震災の津波で松林は壊滅。以降は「再生」を掲げ、松苗育成などに尽力してきた。

NPO法人化を機に関係機関と連携を強め、活動発展につなげる。同会は06年、約60人で発足。約350年の歴史がある「白砂青松」を守り伝えるため、松くい虫予防の講演会、清掃活動、ウオーキング大会など多彩に展開していた。

震災以降は再生を第一に掲げ、同市小友町の畑で苗木を育成。現在は約7千本を育てており、4月には根の活着を調べる試験植栽も始まった。(岩手日報)

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