八潮のポテチ大人気 売り上げ90万円 県NPO基金に寄付
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菓子製造会社が、売り上げ90万円を県NPO基金に寄付したという記事。NPO法人設立後、資金難に陥る団体が少なくないなか、このような基金への寄付は企業の社会貢献として評価されるべき事例だ。

今春テレビで自社のポテトチップスが紹介され、大人気となった八潮市垳(がけ)の菓子製造会社「菊水堂」が、人気を社会貢献に還元しようと、ポテトチップスをチャリティー販売したところ、瞬く間に完売し、売り上げ90万円を県NPO基金に寄付した。

同社の岩井菊之(きくじ)社長(58)は「人気は地道に商品を作ってきた結果。寄付は農業や福祉の分野に使ってもらいたい」と話している。

「菊水堂」は1953年に創業。64年からポテトチップスの製造販売を始めた。岩井社長は二代目で、大手二社が圧倒的なシェアを占めるポテトチップス業界で、海外視察に出掛けたり、製法や原料にこだわることで、生き残りを図ってきたという。(東京新聞)

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