福島県内外でイベントを展開するNPO法人が豊田市内で行ったライブに関する記事。NPO法人設立後にライブなどのイベントを行う団体も増えている。
原発事故後から福島県内外でイベントを展開するNPO法人「プロジェクトFUKUSHIMA!」が8日、豊田市美術館の庭園に手作りの「大風呂敷」を敷き詰め、音楽ライブや盆踊りを繰り広げた。雨の降る立冬にもかかわらず、延べ700人(主催者発表)が参加し、浴衣姿の男女の笑顔がはじけた。
県内の開催は、2013年の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」以来2回目。大風呂敷は全国から集まった布を10メートル四方に縫った敷物で、同美術館ではブラザー販売からミシンを借り3日間で市民が2枚を縫い上げた。
「プロジェクトFUKUSHIMA!」は東日本大震災後、被災した福島の名をポジティブに発信しようと、音楽家の大友良英さんらが中心となって発足。今回は豊田市のバンド「タートルアイランド」と協力してステージを作り上げた。(毎日新聞)