河口湖に潜って清掃したNPOの記事。環境保護目的のNPO法人設立の好例といえよう。
きれいな河口湖で釣りを楽しんでもらおうと「認定NPO法人日本釣り環境保全連盟」は15日、ダイバーらが河口湖に潜って清掃した。2001年から始め、今回で50回目。藻など水中の植物の成長が止まる冬に向かう11月に実施している。
硬貨の投げ入れが問題となっている忍野村の世界遺産構成資産「忍野八海」の「湧池(わくいけ)」にも潜水、回収したダイバーら3人が協力。「大池公園」(富士河口湖町船津)付近の河口湖でウエットスーツに空気タンクを背負い水深5〜6メートルの水中を清掃し、釣り用具など合計61キロを回収した。
清掃には釣りの専門学校「総合学園ヒューマンアカデミーフィッシングカレッジ富士河口湖校」(同町船津)の生徒5人も参加。湖岸や浅瀬のゴミなどを片付けた。(毎日新聞)