障害への理解深めて NPOがカフェ開設 姫路
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町家を改装したカフェをオープンしたNPOの記事。知的障害のある若者を支援する目的でのNPO法人設立は少なくない。

障害者の自立支援に取り組むNPO法人「アミひめじ」(兵庫県姫路市北平野南の町)が、同市の野里商店街に町家を改装したカフェをオープンした。障害のある人が親元を離れ、スタッフと共同生活を送る「グループホーム」に隣接するかたちで開設。

「地域ぐるみで障害への理解を深めてほしい」との思いを込めた。地域の交流拠点とともに、心のバリアフリーにつながる店を目指す。同法人は知的障害のある若者を支援するため、2009年に設立された。

11年に1棟目のグループホームを北平野南の町に開設。住宅街にあり当初は難色を示す人もいたが、「イベントなどを通じて地域の一員となって暮らせるようになった」と、西尾加陽子理事長。 (神戸新聞)

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