市民などから募った熊本地震の義援金を寄託したNPOの記事。
宮古市末広町のNPO法人みやっこベース(花坂雄大理事長)は9日、同市小山田の同市社会福祉協議会(赤沼正清会長)に市民などから募った熊本地震の義援金を寄託した。
若者の社会参加を支援する同法人は、高校生が中心となり熊本地震発生後、4月16日から市内3カ所などで募金活動を開始。同法人で活動した群馬県や東京都の大学生からも義援金が届き、合わせて約64万円が集まった。
義援金を受け取った赤沼会長は「同じ被災地として気持ちが分かる若者がいち早く活動してくれた。義援金を熊本、大分の被災者に届け、みんなの気持ちを伝えたい」と感謝した。義援金は宮古市共同募金委員会を通じて被災地に届けられる。(岩手日報)