熊本地震の被災地にお茶わんを送ろう、と呼びかけるNPOの記事。NPO法人設立後の被災地支援の活動。
「熊本地震の被災地にお茶わんを送ろう」と神戸市のNPO法人「ひまわりの夢企画」が全国に呼びかけている。名付けて「お茶わんプロジェクト」。被災者が仮設住宅に入居する際に食器類を無料で配る。発案者の荒井勣さんは「食器棚の隅に眠っているコーヒーカップやお茶わんセットとか、未使用の食器があれば協力してほしい」と募っている。
企画は6回目。1回目は2004年、新潟県中越地震の時だ。荒井さんは阪神大震災の支援の際、仮設住宅の入居者が「紙皿でなくお茶わんでご飯を食べたい」と話していたことを思い出して始めた。東日本大震災では約5千箱の食器類を仮設住宅の入居に合わせて配った。(朝日新聞)