中国・内モンゴル自治区の砂漠に植林ボランティアを呼び掛けるNPOの記事。NPO法人設立後、活動は国内に限られず海外でも可能。
20年にわたって中国・内モンゴル自治区の砂漠に植林ボランティアを送り続けているNPO法人「田主丸町緑の応援団」(久留米市)が、今年も8月中旬に派遣する。特に、次代を担う子供たちに大自然や現地の人たちと接してもらいたいと、中学生らの参加を呼び掛けている。
応援団は同自治区南西部のクブチ砂漠に昨年まで延べ320人以上を派遣し、ポプラなどの苗木1万6000本近くを植えた。「植木の町」で知られる旧田主丸町が1992年に関西の派遣隊に職員を参加させたのが始まり。96年から独自に隊を編成し、久留米市との合併後の2009年からNPOになった。(毎日新聞)