シイタケを切り札に活性化に乗り出したNPO法人の記事。福祉事業所を運営するNPO法人設立。
大阪市内のNPO法人がシイタケを切り札に西成の活性化に乗り出した。「都市型農業」を売りに、輸送コストや長距離輸送による傷を減らし、ブランド力を高めていく。シニアや障害者の雇用を生み出す狙いもある。
シイタケは徳島県や宮崎県が主産地として知られるが、大阪のど真ん中だからこそできる利点を掘り下げ、「西成をシイタケの街に」と壮大な計画を進めている。
西成区北津守にある1800平方メートルの遊休地に、大型ビニールハウスを備えた「街かどあぐりにしなり・よろしい茸(たけ)工房」が10月にオープンした。手掛けたのは区内で福祉事業所を運営するNPO法人「街かど福祉」。(大阪日日新聞)