オンラインの日本語教室を開いているNPO法人の記事。青少年の自立を支援するNPO法人設立。
外国にルーツを持つ子どもたちが増える一方で、学校で日本語指導を巡る問題が深刻化している。解決策の一つとして、東京都のNPO法人がインターネットを使ったオンラインの日本語教室を開いている。現在の利用者は都内在住者が中心だが、今後は自治体や学校と連携して、十分な教育が受けられていない地域の子どもたちの支援へとつなげたい考えだ。
オンライン授業を行うのは、NPO法人「青少年自立援助センター」が運営し、外国ルーツの子どもと若者に日本語を指導する「YSCグローバルスクール」(東京都福生市)。福生市の教室にいる教師の呼び掛けに、イヤホンマイクを着け、パソコンの画面上に映る中国人の男性が返事をする。男性は八王子市の施設で授業を受ける。(西日本新聞)