急な傷病者を救護する目的でのNPO法人設立に関する記事。
福岡県警のOBたちがイベントなどで急な傷病者を救護するNPO法人「セーバー風(かぜ)・ジャパン」(北九州市)を設立した。救護活動を直接担うNPOは全国的にも珍しく、元八幡西署長で理事長の小泉亮一さん(70)は「自分たちで命を救うだけでなく、今後は多くの人が応急救護できるよう普及にも力を入れ『救護の輪』を広げたい」と意気込む。
「退職しても人を救う使命感は尽きない」と小泉さん。今後は消防と連携した救命講習の代行などを計画するなど活動を県外に広げることも目標にしている。「人を救う風を全国に吹かせたい」。(毎日新聞)