虐待児支援のNPO設立 児相や警察と連携、横浜
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虐待児を支援するNPO法人設立の記事。

虐待を受けた子供の支援を児童相談所や警察と連携してワンストップで実施するNPO法人「神奈川子ども支援センターつなっぐ」がこのほど、横浜市に設立された。代表理事に就任した神奈川県立こども医療センターの田上幸治医師(50)らは「子どもを取り巻く環境は深刻化しており、行政機関だけでは対応できない」と設立の意義を語っている。

医師や社会福祉士に加え、弁護士ら司法関係者がメンバー。虐待が疑われる子供の情報を児相や学校、病院、警察などと共有して必要な支援を調整する。虐待された子供は警察や児相から個別に事情を聴かれ、心身の負担が大きいことから、一括して話を聞く「司法面接」の導入も目指す。(日本経済新聞)

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