富山市のNPO法人「えがおプロジェクト」は六月十四日、新型コロナウイルスの影響で生活が厳しくなっている県内のシングルマザーに食品を無料で配る「フードパントリー」を同市の清水町公民館で初めて開く。
えがおプロジェクトはひとり親の支援活動に取り組んでいる。新型コロナウイルスの影響が表面化してからは収入が落ち込むなどしたシングルマザーに対し、助成金の活用方法の相談にのったり、食品を提供したりするなどして約五十世帯を支援してきた。多数のシングルマザーが経済的な問題を抱えているとして、より多くの人が参加できるよう催しを開くことにした。(中日新聞)