宮代の環境NPO 水田守り20年 「日本水大賞」大臣賞輝く
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宮代町で江戸時代にできた堀上田(ほりあげた)と周辺の自然環境を保護しているNPO法人「宮代水と緑のネットワーク」が、活動を始めて二十年目に入った。長年の功績が認められ、六月には国土交通省などが主催する「日本水大賞」で農林水産大臣賞を受賞した。

町では江戸時代、沼底を掘った土を盛り上げて新田を開発。細長い田んぼと水路が交互にある特徴的な風景をつくっていたという。地元では「ほっつけ」と呼ばれ、現在はわずかに残るだけとなった。 ネットワークは町の環境基本計画検討委員会の委員だった有志が、二〇〇一年四月に設立。東京へのアクセスのよさから開発が進み、失われてしまう自然環境を守ろうと、活動に乗り出した。 (東京新聞)

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