氷見市の臼が峰山頂公園でユリの名所づくりを進めているNPO法人速川地域支援センターは8日、現地でカサブランカ、コンカドール、スコーピオの球根約1千個を植え込んだ。来年6~7月には白、黄、赤の美しい花を咲かせる。
坂本繁雄理事長ら約20人が公園内で掘り起こした球根400個と、新たに購入した約600個と一緒に植えた。4カ所にある花壇を機械で耕した後、スコップで穴を掘り、直径5センチ程度の球根を入れて、丁寧に土をかぶせた。
これまでの速川地域支援センターの取り組みで、公園はユリの名所として定着しており、今年も市内外から大勢の見物客が訪れた。ただ、7月に開く恒例イベント「百合と音楽の鑑賞会」は新型コロナウイルスの影響で中止になった。(北國新聞)