<東日本大震災10年> 名古屋のNPO、宮城で育んだ語り手との絆
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東日本大震災から丸十年となる来年三月、災害支援に取り組む名古屋市のNPO法人「レスキューストックヤード(RSY)」が、宮城県七ケ浜町の住民交流拠点施設「みんなの家 きずなハウス」の運営から退く。町の復興状況や運営資金の問題などから町に引き継ぐが、震災の体験を伝える若い語り手が育ちつつあり、その志は着実に根付いている。

ガラス張りの木造平屋の建物に放課後、子どもたちが続々と集まる。ゲームを手に談笑したり、宿題に取り組んだり。九十平方メートルの室内の一角にある駄菓子コーナーでは、お目当ての菓子を探す子の姿もある。(中日新聞)

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