NPO、佐賀大の1型糖尿病ワクチン開発に2千万円助成
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難病の「1型糖尿病」の患者らを支援する佐賀市のNPO法人「日本IDDMネットワーク」はこのほど、この病気の原因とみられるウイルスと、そのワクチン開発を研究している佐賀大に2千万円を助成した。

佐賀大によると、糖尿病には遺伝や生活習慣が原因の「2型」と、自己免疫やウイルスが原因と考えられている「1型」がある。血糖を調整するインスリンが膵臓(すいぞう)でほとんどつくられなくなってしまうので、1日に何度もインスリン注射をしなければならない。プロ野球・阪神タイガースの岩田稔投手が「1型」と戦いながら現役を続け、ネットワークに寄付をしていることでも知られる。(朝日新聞)

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