カンボジア援助30年 外務大臣表彰で決意新た 相模原のNPO
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日本とカンボジアの相互理解の促進に貢献したとして、相模原市を拠点にカンボジア支援に取り組むNPO法人「インドシナ難民の明日を考える会(CICR)」が、外務大臣表彰を受けた。法人は前身の市民団体時代から約30年にわたり活動。代表で県立相模原弥栄高校教諭の永瀬一哉さん(64)は「活動の弾みになり、さらなる援助をしていきたい」と話す。

CICRは一九九〇年、永瀬さんが当時勤めていた県立相模原高の卒業生や市民らが設立した市民団体が前身。在日のインドシナ(ベトナム、ラオス、カンボジア)難民への日本語指導や生活支援、カンボジアでの小学校再建、子どもたちへの奨学金給付、体内に残る地雷の破片や銃弾の摘出支援などに取り組んできた。現在は現地事務所も構え、三十人で活動する。(東京新聞)

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