野良猫を「観光地猫」に NPOが桜島で55匹不妊・去勢手術
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鹿児島市のNPO法人「犬猫と共生できる社会をめざす会鹿児島」(杉木和子理事長)は7、8の両日、野良猫の不妊・去勢手術を桜島地区の古里公民館で行った。捕獲した猫を市街地側の動物病院に運ぶケースはあったが、獣医師が出向いて手術するのは初めて。

市内の観光地に生息する野良猫に不妊・去勢手術を施し、費用を市が補助する「観光地猫」活動の一つ。市職員やボランティアら10人が参加し、湯之平展望所や桜島溶岩なぎさ公園など9カ所に捕獲器を設置。獣医師が、脚立で作った台の上で雄35匹、雌20匹を手術した。猫は生活していた場所にそれぞれ戻された。(南日本新聞)

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