茅野市の茅野市民館と同館利用者の活動を支援するNPO法人サポートCは、地域で活動する演劇や音楽などのグループが、子どもたちが集まる場所に出向いて公演する「みつばちプロジェクト」を開始した。来年2月までにミニ公演を12回重ねる方針。初回の7日夕は地元の演劇グループ「おでかけ隊」と都内の演劇家が同市宮川のコミュニティスペース「宮川かんてんぐら」前で行われた子ども食堂の会場で、訪れた親子たちを楽しませた。
コロナ禍で芸術鑑賞の中止が続き、子どもたちの文化活動に触れる機会は大きく減少した。同法人は経済的な理由にかかわらず、子どもたちが文化、芸術に親しむ機会を充実させようと県の助成事業を活用してプロジェクトを開始した。(長野日報)