東京都武蔵野市を拠点に活動している環境NPO「生態工房」(片岡友美理事長)が、地域文化の発展に貢献した個人や団体に贈られる「サントリー地域文化賞」(主催・サントリー文化財団)を受賞することになり、30日発表された。
「生態工房」は1998年に活動を開始。池の水を抜いて天日干しにする「かいぼり」を行い、外来種の魚類を駆除するなどの生態系保護活動をしている。同市の都立井の頭公園の池で、これまで3回かいぼりを実施し、ブルーギルなどの外来種をゼロにしたほか、都内や神奈川などの池で30回近く、かいぼりを行ってきた。(毎日新聞)