「保護者・いじめ対応のストレス」4割超に NPO全国アンケート
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小中高校と特別支援学校の教員約1500人を対象にした労働環境に関するアンケートで、ストレスを感じる業務として4割以上が保護者やいじめ問題への対応を挙げたことが、分かった。いじめなどの相談を受けるNPO法人「プロテクトチルドレン」(埼玉県川口市)が明らかにした。代表の森田志歩さんは31日、文部科学省で記者会見し「教員が疲弊している」とし、相談窓口や、保護者とこじれたケースで専門家が介入できる仕組みが必要と訴えた。

アンケートは、森田さんが全国の学校現場を訪れる中で、いじめなどが解決されない背景に教員の労働環境が影響していると感じ、本音を聞こうと実施。6〜7月、10自治体の教育委員会と各地の30校に依頼、有効回答は1522人だった。(東京新聞)

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