給食のない春休みを前に、子どものいる生活困窮世帯へ食品を送る「こども支援プロジェクト」の出荷作業が18日、京都府宇治市内であった。京都八幡高校のボランティア部員や大学生ら約50人が参加し、米5キロや缶詰、レトルト食品、菓子などを箱に詰めた。
プロジェクトは認定NPO法人「セカンドハーベスト京都」(京都市)が2018年に始めた。教育関係者から「夏休みが明けると痩せた子がいる」と聞いたことがきっかけだ。小学校を通じて生活困窮世帯に支援を案内し、申し込んだ家庭に春、夏、冬休みの計3回、食料を配っている。府内の企業などが寄付や食品の寄贈をしている。(朝日新聞)