目の健康づくり「眼育」を広めようと、鯖江市内のNPO法人がオリジナルの紙芝居を制作し、「3つの20」を心掛けることで眼を疲れから守るよう呼び掛けている。 「20分」見た後は、「20フィート」およそ6メートル離れた所を、「20秒」見るというもので、アメリカの眼科学会がデジタル機器の使用による目の疲れを軽減する習慣として勧めている。
「目の愛護デー」に合わせて、鯖江市内で10日、完成したばかりの紙芝居がお披露目され、鑑賞した保護者は「(テレビは)見せ過ぎないようには気をつけているけど、どうしても見たがってしまうので、これから考えていかないといけないなと思う」とか「子どもの将来のことも考えると今からやっていかないといけない」などと話した。紙芝居は県内の保育園や幼稚園など340の施設に配布されることになっていて、同法人は今後、絵本も制作することにしている。(FBC)
「3つの20」習慣で目を大切に 紙芝居で啓発 鯖江市のNPO法人