NPO法人フードバンクセカンドハーベスト沖縄(2ho)は豊見城市翁長にこのほど、必要な人が食品を無償で受け取れる拠点「フードパントリー」を開設した。これまでは主に、行政などを窓口として食品を届けてきたが、直接配ることができるようになる。
2hoの奥平智子代表理事は「近い存在で食品をお渡しできるようになる。フードパントリーを地域で広げる協力者がいたらいいなと思う」と県内への広がりに期待した。今回のフードパントリーは、セカンドハーベスト・ジャパン(2HJ、東京)と2hoの協働。
日本で1番大きなフードバンク「2HJ」が食品の一部をコンテナで送り、その食品を支援を必要としている人に提供する。フードパントリーに並ぶのは、米やレトルト食品など。棚から必要な食品を選び、持ち帰ることができるという仕組み。(沖縄タイムス)