給食のない夏休み期間中、昼食に困る子どもたちに100円で弁当を提供する「子ども弁当」が22日から、今年も神奈川県藤沢市で始まる。地域のNPOと飲食店がタッグを組んだ取り組みで、増え続ける注文をさばくサイトをつくったのはボランティアの大学生たちだった。
NPO法人「湘南まぜこぜ計画」の呼びかけに応じた飲食店が、希望する家庭に弁当を提供する仕組みで、コロナ禍の2020年に始まった。
店側は1食につき、利用者から受け取る100円のほか、NPOから300円の助成を受ける。1年目の夏休みに261食だった提供数は、昨年は1184食に増え、数店だった協力店も今年は19店にまで増えた。(朝日新聞)