ここ数年増加している社会問題のひとつが、ハラスメントやバイオレンス。セクハラや各種暴力の被害者を支援するためのNPO法人設立もしだいに増加している。
下の記事に出ているNPO法人「ウィメンズネット函館」もその一つで、この団体はDV被害者の支援を中心に活動。支援の対象は子供たちにも拡大している。NPO法人設立後に新たな事業や対象を加える団体は少なくない。
夫などによる暴力「ドメスティック・バイオレンス(DV)」のある家庭で育った子どもの支援に、函館市のNPO法人が力を入れている。DVから逃れることができても、心身への悪影響が癒えない場合があり、担当者は「暴力が長く子どもたちを苦しめることを知ってほしい」と話す。
支援を続けているのは、NPO法人「ウィメンズネット函館」。1998年に活動を始め、DV被害者の支援に取り組む。シェルター(避難所)も運営しており、道から一時保護施設として委託を受けている。この活動を続けるなかで子どもたちへの支援の必要性を感じ、2008年に「子どもサポートふわっと」の活動を始めた。(朝日新聞)