唐津市NPO法人アザメの会「郷土賞」受賞 国交省
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

唐津市相知町のNPO法人「アザメの会」が、地域の魅力や個性を創出する団体や活動を国土交通省が顕彰する「手づくり郷土(ふるさと)賞」一般部門を受賞した。松浦川流域に再生された湿地「アザメの瀬」で体験学習を行い、命を育む自然の大切さを次世代に継承している取り組みが評価された。

「アザメの会」は2002年に発足して05年NPO化。現在は地元住民約50人で活動する。自然再生事業で整備された約6ヘクタールの湿地「アザメの瀬」で、主に小学5年生を対象に田植えや堤がえし、稲刈りなどの農作業体験を実施。

魚捕りや水生生物の観察会も開き、松浦川流域の自然の素晴らしさを子どもたちに伝えている。昨年度は年間17回の行事を行い、県外を含めて延べ524人が参加した。(佐賀新聞)

関連記事