地下鉄サリン20年 NPO集会 後遺症ある可能性指摘も
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

1995年3月に発生した「地下鉄サリン事件」の被害者を支援するNPO法人「リカバリー・サポート・センター」が15日、東京都内で集会を開き、約120人がこれまでの歩みを振り返った。

「検診が心の支えだった」「後遺症を理解してもらえず、むなしさを感じる」など被害者の声が読み上げられ、センターの山城洋子相談員が「被害者同士の交流が少ない。横の連携が深まる活動を展開したい」と語った。

10年分の健康診断結果を解析した広島大の研究成果も発表された。目などにサリンによる後遺症がある可能性が指摘され他の研究者も「さらなる追跡調査が必要だ」と話した。(毎日新聞)

関連記事