医療ケアの必要な子どもが既存の保育所に入るのは難しく、親は就労を諦めざるを得ない-。こうした実態を改善する一歩にしようと、NPO法人フローレンス(千代田区)と大手スーパー・西友(北区)が、医療機関や近隣の保育施設と連携した新たな在宅保育サービスを四月に始める。
保育スタッフが障害児の自宅でマンツーマンの保育を行う。当面の対象地域は豊島区と新宿区で、ニーズに合わせてエリアの拡大を検討するという。
フローレンスが西友の資金助成を受けて始める新たなサービスの名称は「障害児訪問保育アニー」。主に1歳~未就学児の重度心身障害児や知的障害児などが対象。年15人の利用を見込んでいるという。(東京新聞)
重度障害児を在宅保育 NPO法人に西友が資金