ICT見守り成果報告 実証NPO、実用化へ意気込み
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高齢化が進む地域で、住民の支え合いによるまちづくりを進める伊万里市の「NPO栄町地域づくり会」(井手薫会長)は20日、総務省のモデル事業として取り組んだ独居高齢者の見守りシステムなどの成果を塚部芳和市長に報告した。

同会は、昨年8月から2月までのモデル事業で、地域交流施設「支温(しおん)の家」を拠点に高齢者同士が支え合う仕組みを模索した。

独居高齢者を対象に情報通信技術(ICT)を利用し、安否や現在位置を確認するシステムを構築。緊急時に備え、医療と介護の情報を記した「栄町医療介護カルテ」作成なども進めた。(佐賀新聞)

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