札幌市北区のNPO法人「ツリーフィールド」が、食事や入浴、排せつに介助が必要な重度の心身障害者を受け入れる共同生活援助施設(グループホーム)「うらら」と、短期入所施設(ショートステイ)「のどか」を手稲区に開設した。
市障がい福祉課によると、重い障害を持つ人を主な対象にうたうグループホームの開設は初めて。自宅で介護する保護者の負担を軽減するのが目的だ。
開設は16日。木造2階建て延べ480平方メートルで、グループホームは1階7床で、ショートステイは2階4床。いずれも障害者総合支援法に基づく施設だ。
医療行為を必要としないものの、重度の肢体不自由、または重複障害がある18歳以上の男女が対象。利用する際には、市町村が発行する障害福祉サービス受給者証が必要となる。(北海道新聞)
重度障害者受け入れ、グループホームを開設 札幌のNPO