北見市内の文化系団体の中核組織「北見文化連盟」が、早ければ7月にもNPO法人に組織転換する。これまでの任意団体に比べ、社会的な位置付けが上がるため、行政の文化事業の受託などで有利になる。活動の幅が拡大することが期待され、会員の減少や高齢化など懸案事項の解消に向け、新たな一歩を踏み出す。
同連盟は1967年、エッセイストの故林白言さんが創設。当時の道内では「文化連盟」の存在そのものが珍しく、注目を集めた。約20団体でスタートし、100団体を超える時期もあったが、現在は北見(端野・留辺蘂・常呂を除く)で活動する34団体で構成。音楽や文学、詩吟、ダンスなど幅広い分野の団体が加盟している。(北海道新聞)
北見文化連盟、7月にもNPO法人に