黒田裕子さんNPO 震災弱者支えて20年 3月末で幕
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阪神大震災や東日本大震災で被災した高齢者らの支援に尽力し、昨年9月に73歳で亡くなった黒田裕子さんが理事長を務めたNPO法人「阪神高齢者・障害者支援ネットワーク」(神戸市)が、3月末で解散。阪神大震災から20年がたち活動に区切りをつけ、高齢者見守り活動は有志らが任意団体を組織して受け継ぐ。

同NPOは阪神大震災直後の1995年6月に医療・福祉関係者らが結成。副総婦長を務めていた病院を退職した黒田さんが中心となり、「孤独死」を防ぐため、同市西区の仮設住宅で24時間態勢の見守りを始めた。

復興住宅でも活動を続けた。東日本では、宮城県気仙沼市面瀬(おもせ)地区の仮設住宅に看護師を24時間常駐させて被災者の健康相談に応じてきた。(毎日新聞)

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