消費者トラブルについて学ぶセミナー(神埼市、市消費者グループ協議会主催)が12日、神埼市中央公民館で開かれた。NPO「消費生活相談員の会さが」の馬場陽子相談員が講演し、高齢者が被害に遭わないよう見守る重要性を強調した。
馬場さんは、高齢者には健康、お金、孤独の三つの不安があることを指摘。こうした不安に付け込み、還付金詐欺、悪質プロバイダー業者の遠隔操作などが起きているとした。対策として、高齢者を常日頃から見守り、声掛けで事実を確認し、専門機関につなぐよう助言した。(佐賀新聞)
高齢者詐欺など学ぶ NPO相談員が講演