29日の記事より。宮城県内の市民活動を支援する「みやぎNPOプラザ」が、貸事務所スペースの入居団体を募集。NPO法人設立後の活動拠点としても利用できる。
宮城県内の市民活動を支援する県の施設「みやぎNPOプラザ」(仙台市宮城野区榴ケ岡)が、プラザ内に設けている貸事務所スペースの入居団体を募集している。東日本大震災からの復興支援の活動拠点として間借りしていた民間団体が相次いで入居期限を迎えるためだ。貸事務所10室のうち6室が8月末までに空室になるという。
プラザ指定管理者のNPO法人「杜の伝言板ゆるる」によると、貸事務所は震災後、被災地で心のケア、学童保育、植樹活動など復興支援に当たってきた計8団体が利用してきた。
3月まで事務所を構えていた「宮城県学童保育緊急支援プロジェクト」の池川尚美代表は「多くのNPOや行政の情報が集まり、活動を始めたばかりの組織にとっては非常に使い勝手が良かった」と振り返る。(河北新報)