精神科を4段階評価…NPOが患者1万人アンケート
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6月30日の記事より。患者が病院を評価するというNPOの事業について。患者支援団体が約1万人にアンケート用紙を郵送し、評価結果を今夏、インターネット上で公開するという。

治療の実態が分かりにくく、良い医療機関を選ぶ手掛かりがない精神科の「見える化」を進めるため、患者が診療の良しあしを評価し、高得点の病院名などを公表する計画が動き出した。患者支援団体が約1万人にアンケート用紙を郵送。評価結果を今夏、インターネット上で公開する。

患者と医師らで作るNPO法人「地域精神保健福祉機構」(千葉県市川市)が実施。病気を画像や検査値で示せる体の病気と違い、回復度が見えにくい精神疾患は、治療成績の公開がほとんど行われていない。

同機構は、100人以上の精神科医から意見を得て、客観的に評価し得る質問を検討。服用中の薬の種類や、治療がいつ完了するかの説明の有無の他医師の面接技術を問う質問など25項目を選んだ。同機構の会員患者約1万人に送付、受診中の全国の医療機関を評価してもらう。(読売新聞)

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