最期は「第二のわが家」で 「ホームホスピス」NPOが秋田に開設
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6月25日の記事より。最近は終末医療に関わるNPO法人設立も増えています。このNPO法人「ホームホスピス秋田」もその一つ。空き家も活用できるという利点もあり、今後の普及が期待される。

終末期の医療や認知症のため自宅で暮らすのが難しい人に、わが家のようなくつろいだ環境で過ごしてもらうホームホスピス「くららの家」が10日、秋田市に開設された。医療や介護を提供し、最期のみとりにも対応した「第二のわが家」をめざす。

医療・介護関係者らが昨年3月に立ち上げたNPO法人「ホームホスピス秋田」(秋山正子理事長)が開設した。副理事長の中村順子・秋田大大学院医学系研究科教授(地域看護学)が中心となり、約1年半前から準備を進めてきた。

NPO設立後、ホスピスを開設する空き家探しに取り組んだ。病気の人が複数で暮らす施設だと物件の所有者に知らせると、なかなか契約が成立しなかった。しかし、ようやく今年に入り、秋田市手形の住宅街の一角で賃貸借契約を結ぶことができた。(朝日新聞)

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