日本海新聞の記事より。鳥取県のNPO法人が初の認定NPO法人になったというニュース。認定NPO法人になるためのハードルはまだ高く、数も少ないのが現状。設立時にいきなり認定を受けることはできず、NPO法人設立後に要件を満たして申請することが必要。
読書活動の推進や出版文化の振興などに取り組むNPO法人「本の学校」(米子市)が1日、鳥取県初の認定NPO法人となり、県から認定書が交付された。認定NPO法人は、寄付を受けた相手に税制上の優遇措置があり、寄付を得やすいメリットがある。
本の学校は1995年1月に設立。同年から5年間、大山町で「本の学校大山緑陰シンポジウム」を開き、2006年以降、出版産業シンポジウムを毎年開催するなど出版文化や地方出版の振興に取り組んでいる。12年3月にNPO法人の認証を受けた。
認定NPO法人となるには、総収入に占める寄付金収入の割合が20%以上▽3千円以上の寄付者が年平均100人以上-などの基準をクリアする必要がある。(日本海新聞)