活力ある地域づくりを進めよう。秋田県横手市の元市長などが市民団体「地方消滅に立ち向かうNPO」を立ち上げた記事。非営利活動はいきなりNPO法人設立という方法もあるが、任意団体で活動後に法人化するという例は少なくない。
人口減少が進む中、住民主体で活力ある地域づくりを進めようと、秋田県横手市の元市長や経済人らが8日、市民団体「地方消滅に立ち向かうNPO」を立ち上げた。市民が問題意識を共有して、地域活性化に向けた方策を探るのが狙い。
市民団体の立ち上げは、昨年、有識者でつくる日本創成会議が、人口減少により県内では大潟村をのぞく24市町村が将来消滅する可能性があると指摘したのがきっかけ。
「行政主導ではなく、住民主体の活動が必要」と、元市長で、横手ひらかNPOセンターの千田謙蔵理事長らが中心となって組織づくりを進めてきた。(秋田魁新報)