コンブ干場、再び湿原に 北海道・霧多布のNPOが初挑戦
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湿原の保全運動を続けるNPO法人に関する記事。環境保全を目的とするNPO法人設立は全国各地でみられる。

釧路管内浜中町のラムサール条約登録湿地、霧多布湿原(3168ヘクタール)の保全運動を続けるNPO法人「霧多布湿原ナショナルトラスト」が、使われなくなったコンブ干場を湿原に復元する取り組みを始めた。

同法人は湿原や湿原周辺の土地を購入する保全活動で知られるが、復元に挑むのは初めて。北大の研究者や地元の高校生らと連携を図り、新たな湿原保全のモデルとして全国への発信を目指している。

復元するのは、湿原北東部に隣接する暮帰別(ぼきべつ)地区の約4千平方メートルで、湿原を埋め立ててコンブ干場として使っていた土地を廃業した漁業者から買い取った。(北海道新聞)

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