間伐奉仕活動を行った岩手にあるNPOの記事。森林を再生する目的でのNPO法人の数は少ないながらも、環境保全に欠かせない活動。
盛岡市のNPO法人いわて森林再生研究会は11、12の両日、大槌町吉里吉里の民有林で間伐奉仕活動を行った。11日は会員8人が参加し、約0・3ヘクタールの手入れを行った。チェーンソーなどを使って、樹齢40年ほどのスギのうち生育状態の悪い木を間引き、下草を刈った。
斉藤代表は「被災地は復興に手いっぱいで、なかなか間伐まで手が回らないのが現実だ。山を健康に保つため、内陸から応援したい」と汗を流した。同研究会は間伐のほか、養殖施設用木材や炭を提供するなど沿岸各地で支援を続けている。(岩手日報)