自治会と共同で老朽空き家を花壇に変えたNPOに関する記事。NPO法人設立後に他の団体と協力して事業を行う例は少なくない。
金ケ崎町の南町自治会と同町のNPO法人輝きは、同自治会内にあった老朽空き家を花壇に変えた。多くの地域が抱える課題として空き家対策がクローズアップされている中、景観形成という手法での取り組みは新たなモデルとして注目を集めている。
空き家は町役場の近くで城内諏訪小路重要伝統的建造物群保存地区と国史跡指定鳥海柵(とのみのさく)跡の中間に位置。国道4号と県道西根佐倉河線をつなぐ町道に面し、朝夕を中心に交通量が多い。
同自治会関係者によると、約20数年前から空き家となり、最近では雨戸やガラス戸の破損も目立ち景観や防犯、防災の面からも危惧されていた。(岩手日日新聞)