野外保育「森の幼稚園」を企画したNPOの記事。子どもの健全育成目的のNPO法人設立は少なくない。
乳幼児を自然の中で遊ばせる野外保育の試み「森の幼稚園」が神山町で始まった。町内外の親子が毎週月曜午後に大粟山(同町神領)に集まり、木の遊具で遊んだり、里山を散策したりしながら過ごす。
子どもが自然と触れ合う機会が減る中、森の中で豊かな感性を培おうと、町内のNPO法人グリーンバレーとNPO法人里山みらいが企画した。乳幼児は午後1~4時、保育士代わりの森林インストラクターが見守る中、大粟山頂上付近で遊んでおやつを食べる。
園舎はなく、自然の中で伸び伸びと過ごす。10月に始まり、これまでに5回開かれ、延べ75人が参加した。来年1月まで計10回を予定している。(徳島新聞)